心身の健康増進を図る矯正治療
矯正治療の目的
こんなお悩みありませんか?
- キレイな歯並びにしたい
- かみ合わせを直したい
- 子供の歯並びが気になる
など、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
並びや咬み合わせ異常の原因
幼少期の病気やケガをはじめ、指しゃぶりなどの習癖、食習慣、遺伝など、さまざな要因によって起こることがわかっています。
心身の健康増進を図る
矯正治療は、単に悪い歯並びやかみ合わせなどの「形」を直すだけではありません。とくに成長過程にあるお子さまは、歯や顎の正常な成長発育を促すことで心の安らぎを得ることができます。
- 食べ物がよく噛めるようになる
- 正しい発音ができるようになる
- 口元のコンプレックスが解消できる
など、矯正は心身の健康増進を図るために行われる歯科医療です。
矯正治療のながれ
矯正治療の前準備
矯正治療をはじめる前に、歯や歯茎が健康な状態であるかどうかをチェックします。
検査時のブラッシング指導
矯正治療が始まると、複雑な形状の矯正装置が入ります。これまで以上に、歯に汚れがつきやすくなり、磨き残しが懸念されます。
当院では、検査時にブラッシング指導を実施しています。正しいセルフケア を身につけていただくことで、むし歯や歯肉炎のリスクを最小限に抑えていきます。
※ むし歯や歯周病の疑いがある場合は、治療をしてから矯正治療を行います。
お子さまの口腔管理
何でもよく噛んで食べる習慣をつけるようにしましょう。
日頃の食習慣を見直すことで、今後の治療の成果をより良い状態に保つことができます。
日々のセルフケアをしっかりと習慣化させることが、矯正治療には大切な条件の1つになります。
検査・診断
矯正治療に必要な診査・検査を行い、診断を行います。
- 歯や頭のレントゲン撮影
- 歯やお顔の写真撮影
- 歯の型取
など、その結果をもとに具体的な治療法を決定していきます。
ご家族の方々の歯並びに関してもお尋ねすることがあります。ご協力をお願いします。
治療開始
治療計画に沿って、治療を進めていきます。
歯並びを直すためには、生きている歯を顎の中で移動させます。むし歯の治療とは違い、非常に長い治療期間を必要とします。
早い方でも3年以上、症状によっては5〜6年、10年以上の歳月を要する場合もあります。
矯正治療期間は一定の間隔(毎月1回位)をおいて通院して頂かなければ、よい成果を得られません。
長い期間にわたる通院となりますので、途中で治療をやめることのないようご協力をお願いいたします。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
はじめに
矯正歯科治療に限ったことではありませんが、歯科治療には少なからずさまざまなリスクや副作用が想定されます。患者様にはしっかりとご説明させていただいた上で、慎重に治療を進めて参ります。矯正治療は一度スタートすると、元のかみ合わせ・歯並びの状態に戻すことは困難となります。予めご了承ください。
不明なこと、不安なことがありましたら遠慮なくスタッフまでお尋ねください。患者様が安心して治療にのぞめるように、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
事前の確認事項
治療期間・治療成果
矯正治療は患者様と私たち歯科医院の二人三脚のもとで成り立ちます。理想的な成果を出すためには、患者様のご協力が必要不可欠です。
また、矯正装置の使用状況についても治療結果や治療期間を大きく左右します。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
定期的な通院を欠かさずに、日々のメインテナンスを大切にしていきましょう。
※ 歯の動き方には、患者様それぞれ個人差があります。そのため、当初予定した治療期間が長くなってしまうなど、治療中に計画が変更される可能性があります。予めご了承ください。
治療中の留意点
治療中の違和感や痛み
矯正をはじめたばかりの時期は、矯正装置による不快感や痛みを感じる方も少なくありません。
次第に慣れ、数日から1〜2週間程度で徐々に慣れていきますのでご安心ください。
その他にも、
- あごが痛い
- 口が開けにくい
- ガクガクと顎関節の音が鳴る
など、顎関節症状が生じる方もいらっしゃいます。
金属アレルギーの症状が出る方もいらっしゃいますので注意が必要です。
日々のメインテナンス
矯正装置をつけていると、通常よりも歯磨きが困難になります。そのため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。
日頃から丁寧なセルフケアを心がけ、歯科医院でのメインテナンスを欠かさずに実施してください。
歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
歯・歯ぐきへの影響
- 歯が骨と癒着していて歯が動かない
- 歯を動かすことで、歯根が吸収して短くなる
- 歯ぐきが痩せて下がってしまう
以上のようなリスクが懸念されます。
また、ごく稀なケースではありますが、歯を動かすことにより神経が壊死してしまう恐れがあります。
矯正装置の誤飲
矯正装置を誤飲する可能性があります。
矯正治療後の留意点
矯正装置が外れた後、歯の後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を使います。
正しく使用していただかないと、後戻りのリスクが高くなりますので注意してください。
成長に伴う変化
矯正後、あごの成長発育によって、かみ合わせや歯並びが変化することも考えられます。
再治療について
装置を外す際に、歯のエナメル質部分に微小な亀裂が生じてしまう可能性も少なからず懸念されます。
かぶせ物・詰め物が部分的に破損してしまうことも考えられますので、その際は修復が必要となる場合があります。
過去にむし歯の治療等でかぶせ物や詰め物などの修復物(補綴物)などが入っていた場合、矯正後はかみ合わせが合わない可能性があります。
その場合は、矯正後の現在の咬み合わせに合った状態に調整が必要となる場合もございます。また、矯正後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性もあります。
歳を重ねていくと歯を支えている骨がやせて、かみ合わせや歯並びが変化することも想定されます。また年齢問わず、歯周病等によってかみ合わせと歯並びに悪影響を及ぼす可能性も高いです。その場合、再治療が必要になることがあります。
成人矯正に必要な治療費
自費診療
矯正治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)
※ 以下、すべて税込表記です。
成人矯正の基本料金
検査および診断料 | 49,500円 |
---|---|
施術料 | 330,000〜440,000円 |
処置料 | 3,300〜4,400円 |
初回の診療では、矯正治療を始める前の検査・診断を行います。検査および診断料は、一律となります。
施術料については、矯正治療の難易(治療期間・治療法)によって費用が異なります。
矯正治療期間は、歯列の状態に合わせて、計画的にご来院していただきます。
処置を行うその都度に、処置料がかかります。
施術や処置に要する総額については、診断時にお知らせいたします。
不明な点が御座いましたらお気軽にお尋ねください。
※ 施術料は、1年以内での分割払いも可能です。
小児矯正に必要な治療費
自費診療
成人の矯正と同様に、小児矯正も基本的に健康保険医療は適用できません。
子供の成長に合わせて、Ⅰ期・Ⅱ期と期間を分けて矯正治療を進めます。
小児矯正の基本料金
検査および診断料 | 49,500円 |
---|---|
Ⅰ期の施術料 | 220,000円〜 |
Ⅱ期の施術料 | 165,000円〜 |
処置料 | 3,300〜4,400円 |
初回の診療では、矯正治療を始める前の検査・診断を行います。検査および診断料は、一律となります。
Ⅰ期・Ⅱ期の施術費用は、お子様の年齢やお口の状態によって多少前後します。事前にしっかりとカウンセリングをさせていただきますので、施術や処置に要する総額については、その際にお知らせいたします。不明な点が御座いましたらお気軽にお尋ねください。
※ 施術料は、1年以内での分割払いも可能です。